こんにちは、インターメディカルです。
X線TV・アンギオ・CT・MRIなどの大型機器。
これらももちろんインターメディカルで取り扱いが可能です!
今回は大型医療機器の撤去・搬出をどのように行っているかをご紹介いたします。
基本的な流れ
実際の現場の写真を交えながら、撤去・搬出までの流れをご案内します。
➀下見
まずは、買取査定依頼を頂いた際に、現地の下見のご相談を差し上げます。
現場を見なければ分からないような細かな点を、お下見にて確認いたします。
主な確認事項としては、
・商品の状態、銘板
・管球の使用量や点検記録簿
・搬出経路(間口計測やエレベーターの耐荷重など)
etc.
が挙げられます。
これらは搬出計画のために、お写真を撮らせて頂きます。
下見には30分~1時間程のお時間を頂きます。
➁査定、成約
下見結果を基に、買取査定を行います。
買取査定からの流れは、通常の買取の流れと同じですので、下記「医療機器の買取や下取りってどうしたらいいの?」をご参照ください。
➂お打ち合わせ
買取成約となりましたら、実作業の前にお打ち合わせをさせて頂く場合がございます。
お打ち合わせでは、作業時間や使用駐車場・作業スペース等の確認させて頂きます。
また、作業前に病院様にお願いしている内容は下記の通りです。
・従業員・患者様への周知
・機器内の個人情報の保管および削除(必要であればメーカーへ依頼して頂きます。)
➃実作業(撤去・搬出)
お打ち合わせで取り決めた日時に伺い、作業を開始いたします。
-1 写真撮影および機器確認
作業前に、改めて機器の写真を撮影させて頂きます。
また、引取機器に相違がないよう、担当者様と最終確認をさせていただきます。
-2 養生、ステージ作成
大型機器の搬出経路に養生を行います。
重量物ですので、床などが傷つかないよう細心の注意を払って作業いたします。
大きな段差がある場合はステージを作成することもございます。
-3 撤去・梱包
準備が整いましたら、丁寧に機器の取り外しを行います。
付属品などは段ボールに梱包致しますので、作業スペースを頂く場合がございます。
-4 搬出
機器の取り外し及び梱包まで完了しましたら、機器の搬出を行います。
台車やハンドリフト、チルローラーを使用致します。
MRI等の搬出の場合は、一部壁の取り壊しが必要な場合がございます。
院内からの搬出後、トラックまで運搬はクレーンを使って作業を行います。
そのため、駐車スペースの相談を打ち合わせ段階でしっかりと行う必要がございます。
-5 掃除
機器の搬出が終了しましたら、お部屋の清掃を簡単に行います。
以上を持ちまして、現場での撤去・搬出全ての作業が終了となります。
➄売買契約
作業終了後、売買契約書をお送り致します。
ご返送、代金のお支払いをもって完了となります。
特殊搬出例
これまで基本的な作業の流れを記載しましたが、こちらでは特殊搬出の場合の具体例を記載致します。
そもそも過去にその施設に納入されている商品を搬出するので、ほとんどがスムーズに搬出できますが、稀に「特殊搬出」と呼ばれる現場となることがございます。
こちらのCTについては、「エレベーターに入らない&重量大幅オーバー」という案件でございました。そこで、下記写真の通り、全ての部品を取り外し、骨組みだけを90°傾けてなんとかエレベーターに載せて搬出致しました。
作業前のCT装置
作業途中のCT装置/全ての部品を取り外しています。
搬出前のCT装置 / 骨組みだけになりました。
このような現場は非常に稀ですが、弊社及び協力会社の技術力によって、どのような機器でも搬出可能であると自負しております。
また、弊社には分解撤去した機器を販売できる力もございますので、どのような案件でも一度お問い合わせ頂けますと幸いです。